ファースト住建

ir情報

HOMEIR情報個人投資家の皆様へファースト住建のビジネスモデルと強み

ファースト住建の
ビジネスモデルと強み ファースト住建はどんな会社? ファースト住建が目指す将来 よくある質問

戸建分譲のビジネスモデルの特徴

ビジネスモデルの概要図


徹底した品質・販売管理のもと積極的にアウトソーシング


お客様第一主義をモットーに良質で低価格な家づくりにこだわり続けていること。


自社管理とアウトソーシングを巧みに組み合わせてコストダウンを図り、適正な価格で高品質の住宅を提供する。

徹底した品質・販売管理のもと
積極的にアウトソーシング

1.地域密着の営業活動と
トータルサポート体制

当社ではそれぞれの地域に合った住宅を供給するために、それぞれの地域に営業拠点を開設して地域に密着した営業活動を行っており、徹底したマーケットリサーチによってそれぞれの地域のお客様のニーズに合った家作りを行っています。

また、お客様第一主義のモットーに従って「良質で低価格な家作り」を実現するために、土地の仕入れからプランニング、施工、販売、そしてお引渡し後のアフターサービスまで当社で一貫して行っており、住まいに関するトータルサポート体制を構築しています。

2.アウトソーシングの積極的な活用(少数精鋭主義)

当社では限られた経営資源を効率的に活用するために、「用地仕入」「商品企画」「施工管理」「販売戦略」「アフターサービス」などの事業の根幹となる業務に経営資源を集中的に投入する一方、「設計」「施工」や「販売」などの各業務では、積極的にアウトソーシングを活用しています。

各プロジェクトの起点となる土地の仕入れ、区割りや間取り等の商品企画といった重要なプランニングは当社が行い、設計図面の作成等は外部の設計事務所に委託しています。

建物の建築工事においては、施工は、大工さんの他、屋根や外壁、クロスなど、それぞれの工事の専門業者(協力業者)に分離発注して行っており、それぞれの物件には当社の社員を現場監督として配置して、工程・品質・コスト・安全を厳格に管理しています。

販売面では、基本的に当社の物件は全て不動産仲介業者を通じて販売を行っています。不動産仲介業者を通じることで仲介手数料が発生しますが、その反面、不動産仲介業者の多様な販売ネットワークを活用することができるだけではなく、自社の広告宣伝費や人件費を抑制しています。

このように、プロジェクトの企画や施工管理などの自社の経営資源で行う業務とアウトソーシングにより外部の経営資源を活用する業務とを巧みに組み合わせることで、少人数ながらも高品質な住宅を多数供給することができ、更に効率を高めることでコストダウンにもつなげています。

当社の強み

1.スケールメリットによる価格競争力

当社は創業以来、戸建分譲住宅の供給棟数拡大に努めてきた結果、今では近畿エリアでトップクラスの供給実績を有するに至っています。

企業理念の一つ「より良いものを、より安く」を実現するためには、厳格な品質管理と商品力の向上に取り組みながらもコストを適切にコントロールすることが必要となります。当社では、建物の建築コストの低減のために、中間マージン等を省いた専門業者への直接分離発注による施工システムを採用していますが、これに加えて安定して多くの棟数を供給することでスケールメリットが生まれ、建築コストを一層低減することが可能となっています。

当社ではこれらのコストダウンの成果を販売価格に反映することで、戸建分譲住宅の価格競争力を高めており、当社の強みの1つとなっています

2.お客様のニーズに即した商品企画

お客様に長く快適に暮らしていただくためには、お客様のニーズに合った住宅を作らなければなりません。

当社は地域に密着した営業活動によって、それぞれの地域のお客様のニーズを的確に分析し、住宅のプランニングに活用しています。例えば、買物施設や学校などの日常生活の利便性、公共交通機関、接道状況などの周辺環境、敷地の広さや車庫の台数、間取りなど、お客様の視点に立ったプランニングはもちろん、販売価格の面でも、住宅ローンの月々の支払額が賃貸住宅の場合の家賃に比べて魅力的になるように、分譲計画を立案しております。

当社の住宅作りにおけるもう一つの特徴が、女性の視点を重視していることです。当社では設計部門に女性社員を多く登用している他、女性社員が定期的に現場を視察して気付いたことを商品企画に役立てています。

3.棚卸資産回転率の高さ

当社は棚卸資産回転率を高め、資金効率を向上させることを重視しています。棚卸資産の回転率が高まれば、それだけ収益機会が増えるだけではなく、不動産相場の下落にも強い体質を築くことが可能となります。当社の戸建事業は事業サイクルの短さが1つの特徴となっており、同時に強みになっています。

まず、土地の仕入に際しては、建物を着工するまでの期間が短い小規模な案件や完成宅地の案件を中心に仕入を行っています。そして、着工が可能になった後には、「建売」方式で建物の建築を始めることで建物の完成を早め、お客様にお引渡しできる時期を早めています。また、販売におきましても早期に成約できるよう、魅力ある商品企画と価格設定に力を入れています。

当社ではこうした取り組みによって、年間3回転を目標として棚卸資産回転率の向上に努めています。

棚卸資産回転率の推移

4.健全な財務体質

戸建分譲住宅の供給棟数を増やしていくためには、多くの土地仕入を機動的に行うことができる資金が必要であり、そしてこれを継続的に行うために健全な財務体質を維持することが必要です。

当社はこれまで、当社独自の効率的なビジネスモデルにより成長を続けてまいりましたが、その成果として、現在の強固な財務体質を築くことができました。資産の大部分を占める棚卸資産についても、高い回転率を維持することで健全な状態を維持し続けています。

当社の住宅をご購入いただいたお客様や株主様を始め、様々なステークホルダーに対する責任を果たしていくためには、環境の変化にも柔軟に対応し、安定して事業を継続できる強固な財務体質を維持することが使命であると考えています。

安全性指標(2023年10月末)自己資本比率・・・71.7%流動比率・・・357.6%